2017年5月6日土曜日

朽木レースレポート (上野悠佑太)

日時 2017/5/5(金)CJ1朽木ステージ
滋賀県朽木スキー場
結果 ユースクラス5 15人中)
周回数 4,48km 3周回

 自分にとってはこの朽木ステージが今年初のCJレースとなり、今までの練習がどんな風にどこまで通用するのか楽しみでした。
 そして今年からはTEAM GRMで活動することになり、その幕開けとなる大事なレースだと意気込んで大会をむかえました。GRMでの練習ではTEAM SCOTTの選手と一緒に走れる事もあって、とても贅沢で勉強になり自分のダメなところもしっかりと修正する事が出来ました。

 前日試走はTEAM SCOTTGRMで合同で走り、難しいセクションや細かいラインどりを教わりながら、午前と午後で2周ずつ走りました。
コースは完全に登りが速い人が勝つクライミングコース。路面が荒れていたり大きな石ころが多くあるのでラインどりはかなり重要だと感じました。

 レースでの目標は優勝。最低でも表彰台には乗っていたいので、そのためには優勝が見える位置でレース展開できたらと考えていました。

 レース当日は7時に起き朝食をとり、レーススタート1時間20分前くらいからアップを開始しました。その後補給をとり、自分はまだポイントが無いので2列目に並びました。緊張はしているものの、いつも通り落ち着きながらレースのイメージを膨らまし、今までやってきた練習を思い出しながら集中しました。

 レーススタート。スタートしてからの登りではきついのにどんどん前のユース達から離れ、逆に混走のマスターズの人に抜かされる形になってしまいました。でもそこから下り始めると足は踏めるようになり、5位争いを展開しました。この5位争いは最後まで続き、自分は前半の登りで2人に抜かされ7位でラストの登りへ入りました。そこからラストスパートで一気に2人抜き返し、5位に浮上。そこで勝ったかなと思った瞬間また一人の選手に抜き返されてしまい6位に。そのまま最後の下りに入ると前の選手がほんの少しオーバー気味で下るのが分かりました。このままだと最後の下り終わった所でアウトに膨らむと思い、無理について行かず、一本外側からアウトインの形でカーブの一番内側を通って抜かそうと考えました。その方法は上手くいきましたが、前の選手がスリップしそれに突っ込む形で転倒してしまいました。ただもう一人後ろから来ているのも分かっていたので直ぐに起き上がりラスト100m程を全力でダンシングし、5位でフィニッシュ。

 
<Photo by. 伊東さん>


 今回の結果から見ると、体力的には十分持つがスタートからの飛び出しについて行けない事が一番の課題だし、後半型だとどうしても優勝争いには加われず追いつくくらいで精一杯。
スタートから前にとはどのレースでも思っているのに前に行けない。この自分の苦手な所をしっかり全日本までに直したいです。
ただ今回は全力を出し切っての結果なので悔いはないし、逆にこれ以上の練習をしなくては上に行けない事も身を以て感じられました。なので根拠を持って、集中して練習を頑張れるきっかけがさらに増えたので全体的には(課題がちゃんと見つかった事も含めて)良い大会として終えられたと思います。

次の勢和多気では今回の課題を意識して優勝出来るように頑張ります。
たくさんの応援、サポートありがとうございました。

TEAM GRM   上野悠佑太

 



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